狭小住宅は恥ずかしい?バカにされないための6つのコツ!

狭小住宅は恥ずかしい?バカにされないための6つのコツ!

住宅を購入したい時、交通や生活に便利なところを希望すれば土地の価格が高くなるので、資金があまりない場合はどうしても狭い土地を購入することになります。すると建てられる住宅も自ずとコンパクトなサイズになってしまうのですが、「狭いから住みにくい」と思わなくてもよいように、狭い土地でも住みやすい家にするにはどのようにすればよいでしょう。

①部屋の仕切りを少なくする

敷地が狭いと住宅の面積も少なくなってしまうのですが、部屋をたくさん作ろうとすると、それぞれの部屋が狭くなってしまい窮屈な中で生活をしなければいけません。部屋を広く見せて窮屈感を無くすことが大切です。そのためには部屋を壁で完全に仕切らずに、開放感のある空間にすることで広く見せることができます。階段の間仕切りをはずしたり、ドアを無くすだけでも広く感じられます。しかし、プライベートの部屋などドアがないと困るという場合には、ドアを開閉するためのスペースが必要になってくるので、そのスペースがとれるかどうかを確認したうえで、開き戸にするのか引き戸にするのかということも考えましょう。

部屋の間仕切りを減らして、できるだけ一つの部屋を広くすることで窮屈感のない住宅になりますが、ダイニングとリビングを一緒にする、次の部屋に行くための廊下代わりとしてキッチンを使うなど、1つの部屋で二つの役目を果たせるようにしたうえで広い部屋を確保できれば部屋数が少なくても済むでしょう。

②段差や隙間、空間を活用する

床の高さをずらして中2階のような「スキップフロア」を設けたり段差を設けることで、部屋を分けて空間に奥行を持たせることができます。天井を高くすることも広々とした空間に見せることができます。上部の空間にロフトを設けてひと部屋増やしたり、階段の下などちょっとした隙間を活用して小部屋や収納場所を作るのもよいでしょう。

またウォークインクローゼットを作って食器や洋服などを収納できるようにし、部屋に食器棚や家具を置かなくてもよいようにし、居住場所をできるだけ広くしましょう。さらに、広い土地なら廊下を設けて、廊下から各部屋に入れるようにできますが、スペースがあまりない場合には廊下も省き、その分部屋に充てるようにします。面積が少ないからこそ、廊下や隙間などのデッドスペースや使う目的のないスペースを作らずに、有効に活用することが大切です。

③光を多く採り入れる

同じ面積のスペースでも暗い時と明るい時では、明るい方が開放感が得られます。光をたくさん採り入れるためには大きめの窓にしたり窓を多めに作ったり、高い位置に窓を付けたり、ドアをガラス張りにするなどして明るい部屋にすることで、狭い部屋でも明るく開放感のある部屋にすることができます。吹き抜け部分を作ったり、天井を高くするなどの工夫で、より多くの光を採り入れることも可能です。また壁や床の色を明るくして、暗いイメージの部屋にしないことも大切です。

光を多く採り入れるようにすると、明るいだけでなく寒い冬でも暖房をあまり使用しなくても済み、夏は窓を開けて涼しい風を取り込むことができるので、光熱費の節約にもつながります。

④屋上や中庭を設ける

屋上部分にくつろげるスペースを作り、天気の良い日は友人を招いてパーティーをする場所にすることで、開放的で優雅なひと時を過ごすことができます。夕陽や星空を見ながらくつろげるのも素敵です。屋上にこのようなスペースがあれば、狭小住宅だからと言って恥ずかしい思いをせずに済みます。むしろ自信を持って友人を招待することができるでしょう。屋上では太陽がよく当たり、雨が降ればたくさんの水分を受けることもできるので、花や野菜を育てるスペースとしても活用することができます。

また小さくても中庭を設けることで、家の中に光や風が取り入れやすくなり、中庭スペースで花作りや家庭菜園を楽しんだり、友人を招いて食事を楽しんだりすることもできます。中庭なら植えた花や木が四季折々の姿を見せてくれ、各部屋から見える景色も変化を楽しめることでしょう。

⑤階数を増やす

狭小な土地では、横に広げることができませんが、縦に伸ばすことはできます。屋上を活用するという方法もありますが、一般的には2階建ての住宅にするところを3階にしたり地下1階や半地下室を設けて、部屋数を増やすのもよいでしょう。地下なら窓は作れませんが、少々大きな音を出しても隣近所に聞こえることがないので、楽器の演奏や映画鑑賞をすることもできます。また湿気や雨を防げるようにすることで安全な寝室にすることもできます。

階を増やすにはその分階段が必要になりますが、その場合もできるだけ階段の下のスペースを収納場所にしたりトイレにするなどして有効活用できるように工夫し、各階の部屋を少しでも広くできればよいでしょう。以前は、建築基準法で地下室を居室として使うことはできませんでしたが、2000年に改正され、衛生上必要な基準を満たせば居室として使われるようになり、容積率での優遇措置も受けることができます。

⑥狭小住宅でも工夫次第で”自慢できる家”にできる!

土地が狭いと各部屋が狭くなり窮屈な感じがしますが、壁での間仕切りを無くし段差を活用して部屋を分けたり、天井を高くしたり、さらにロフトや、屋上、地下室、階数を増やすなどの工夫で、少しでも部屋数を増やし、1つの部屋を広く見せることができます。また無駄なスペースを無くして有効活用したりできるだけ明るい室内にすることで、快適に暮らせる住宅が出来るのです。「狭い家は恥ずかしい…」と思いがちですが、狭さはどうにもなりませんが工夫次第で印象を変えることはできます。